人間関係のストレスがめちゃくちゃ減った
消防署で勤務していた頃は、周りに比べると
自分はあまり気を使わず伸び伸び仕事ができているほうだと感じていました。
ところが、仕事を辞めてフリーランスとして働いてみると
人間関係のストレスがほとんど無くなり、
消防署で働いていた頃は、自分で気付かぬうちに
無意識に気を遣っていたのだと気づきました。
今は、フリーランスとして主に業務委託による請負の仕事をしています。
気が合わないと思った人との仕事は、1度納品したら辞めてしまうので
嫌いな人と一緒に働くことはありません。
働く相手を自分で選べるようになったのです。
家族との時間が増えた
消防署に勤めていた頃は、7:30に家を出て
翌日の9:00ごろ帰宅していました。
もちろん勤務日は家族とは過ごせません。
仕事を辞めてからは、9:00〜16:00ごろまで
自宅でコーディングをしています。
娘の保育園への送り迎えも両方いけます。
どうしても育児は母親がメインになってしまう
部分が多いと思います。
私はなるべく「家事・育児・仕事」を妻と五分五分
にしたいと考えています。
そのために自分お仕事のウエイトを下げて、家庭での
時間を増やしています。
その分、朝は5:30に起床して子供が起きるまで
1〜2時間ほど仕事をしています。
「5:30起きなんて無理」と思うかもしれませんが、
私も昔は、アラームを5分おきに3回かけて
2度寝、3度寝していました。
しかし、今では5:30に起きて朝仕事をするのが
習慣となっているので、何も苦じゃありません。
当たり前になっているのです。
最初は10分早起きして、読書をすることから始めていました。
それが気づいたら今のような状況になっていたのです。
やりたい事にすぐ挑戦できる
消防署は副業禁止でした。
会社員でも副業禁止の会社がまだたくさんあると思います。
副業禁止の会社のデメリットは、
自分で他の収益を出せないというのが大きいと思います。
しかし、私にとっては挑戦するハードルが上がってしまう
のが最大のデメリットでした。
「挑戦するハードルが上がる」とはどういうことかというと、
消防署に勤めていた頃の私が、何か他の仕事を始める
とすると、当たり前ですがまず消防署を退職しなくてはなりません。
この「退職する」という行為がとてもハードルが高いのです。
❌収入がなくなる
❌環境が変わる
❌今より待遇が悪くなるかもしれない
❌周りの目が気になる
といったところが主な理由だと思います。
しかし今の私は、興味がある仕事があればすぐにトライできます。
なぜなら、定職が無いからです。
コーディングの仕事は業務委託なので、仕事を断れば減らすことができます。
ラーメン屋も自分の店なので、開けるも閉じるも自分の勝手です。
やりたいことが見つかっても、
今の仕事を辞める労力を割いてまでやりたくはない。
という人がほとんどだと思います。
いろんな人の本や話で、
仕事を辞めたいならとりあえず仕事を辞めたほうがいい。
と何度も聞きましたが、その理由がやっとわかりました。
仕事が足枷になってしまうのです。
今の私は定職がないので、収入が不安定なのがデメリットではありますが、
「すぐに挑戦できる環境」
これが私にとって仕事を辞めて良かったことのなかでも
最も大きい要因だと思います。
突然始めたラーメン屋
消防署に勤めていた頃から、
いつかラーメン屋をやりたいと思っていました。
でも、「いつか」としか思っていませんでした。
そんな私がラーメン屋を始めたきっかけは、
「自宅にシェアキッチンのチラシが入っていた」
ただそれだけです。
普通の人であれば、流し見してゴミ箱へポイだと思います。
消防署に勤めている自分がそのチラシを見ても、ポイだったでしょう。
しかし、チラシが入ってきた時
私は消防署を退職することが決まっていました。
その状況の私には、やらない理由が見つからなかったのです。
チラシを見た、翌日にはシェアキッチンに電話をして
その翌々日に内覧し、即契約しました。
何事も熱が冷める前に、
やらざるを得ない状況にしてしまうのが私のやり方。
今では、ラーメン屋を自分の店舗を持って
開業しようと動いています。
これも仕事を辞めていたからこそできていることです。
チャンスは平等とまでは言わなくても、
みんなそれなりに訪れていると思っています。
そのチャンスを拾う準備ができているのか?
準備ができていないとチャンスが目の前にあっても
拾うのはおろそか、気づくこともできません。
チャンスが来ない。
と言う前にチャンスを拾う準備ができているか
自分を見つめ直してみてはいかがでしょうか?
まとめ
仕事を辞めたことで私が得られたメリットです。
- 働く相手を自分で選べるようになった
- 家族と過ごせる時間が増えた
- すぐに挑戦できる環境になった
- チャンスを拾う準備ができた
皆さんも、もし今の環境に不満があったり、
まだ自分の人生に挑戦したいという気持ちがあるのならば、
仕事を辞めるという大きな決断をするのもありかもしれません。